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私の明晰夢の入り方

私の明晰夢の入り方

明晰夢とは


明晰夢をご存知だろうか。明晰夢とは夢の中で自分が夢の中にいると自覚できる夢である。

もし明晰夢を自在にみることができれば、無限の時間の中で読書したり、空を飛んだり、現実には不可能なことが実現できる。けれども、明晰夢を見ることは簡単ではない。明晰夢を意図して見るためにはコツがあり、練習が必要になる。

私の解釈では、明晰夢は肉体は眠っているが脳は起きている状態だ。そこでそのような状態に意図的に誘導することで明晰夢を見ることができると考えている。このページでは私の習得した明晰夢への誘導方法について記述する。

巷には明晰夢を見る方法が乱立していて、このページもその一つだ。私の手法は自律訓練法とオリジナルの方法を組み合わせたものである。あくまで私の方法であり合う合わないあると思うが、ご参考までに紹介する。

明晰夢の前準備


明晰夢を見るためには、途中で覚醒状態になってはならない。そのために、安眠のための準備が必要である。

また、ご存知の方も多いと思うが、夢の中で夢であると気づくためには夢を思い出して整理する癖をつけるといいだろう。夢日記はそれを達成するのにちょうどいいものだ。

私の明晰夢の入り方


  1. 仰向けに寝る
  2. 自律訓練法の要領で、目を閉じリラックスする。
    • 自立訓練法:
      • 呼吸をゆっくりと整える。
      • 手足が重いと感じる。右足に集中し重たいと感じる。続いて左足、右手、左手に重さを感じる
      • 手足にしびれを感じるまでこれを続け、手足を動かせないと想像する。
  3. 目を閉じたまま、天井に自分が鏡写しされていることを想像する。(入眠時心像)
    • 入眠時心像とは入眠時に見る映像のことで、幾何学模様や人物、背景などがある。
    • この時、入眠時心像をリアルに見ることができれば、見たい夢をイメージすることで、それを入り口に明晰夢に入ることができる。
  4. まだ明晰夢には入れない場合、自分の意識を天井の自分に移し、自分の背面に感じている重力を上から引っ張られているものと想像する。
  5. うまくいけば、自分が回転するような感覚に陥る。ここで恐怖を感じる場合があるが、起きてはならない。
  6. この時点でかなりレム睡眠に近くなっており、この時に見たい夢を想像し明晰夢に入る。

明晰夢をやり続けて起きたこと