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2024年の夢日記

2024年の夢日記


2024/1/17

私は昔、音楽活動をしていてメディア露出もしていた女性と友達らしく、一緒にある高齢の女性の見舞いをしていた。 その女性は以前から余命宣告を受けており、それよりは長く生きてはいるものの、医師からはもう先は長くないと判断され、いまでは余命すら告げられていないという。 「あと余命何日じゃ、余命宣告されてもね」と、皮肉っぽく女性はベッドの上で笑った。 私の友達は、「余命なんて一日が一番いいんですよ。私も毎日余命一日だと思って一日を大事に生きていたいと思うし。」 こういう発言に彼女が昔バンドをやっていたことを思い出せさせられる気がした。闊達な彼女とは反対に、暗さを取り繕う笑顔で耐えている女性を思って、私は「とは言っても、毎日余命一日じゃ辛いのよ」ととりもつつもりで言った。 「そういえば料理を作ってきたのでよかったらどうぞ」 彼女は手荷物から料理を取り出した。 「あ、この間〇〇さんのところにも持って行ったのよね。あの人も余命宣告を受けていたけど病院がいやになったみたいで出て行ってしまったけど、とても元気にみえたよね。そうじゃない?」 彼女にそう言われて、確かに私は白髪で日焼けして、まだ若造する元気のあるおじさんの見舞いに行ったのを思い出した。

名前が思い出せないこの老婆は誰だっけ。

ふと彼女は煙草の話になった。 私は喫煙しないので知らなかったのっだが、最近だと葉っぱの配合を二種類組み合わせて吸うのが普及しているらしい。 高齢のその女性も若い頃喫煙していたようで、私の友達と高齢のその女性は話が盛り上がっていた。 友達はパッケージに可愛らしいパンダの絵が書いてあるタバコを吸っていた。 18歳のころから吸っていたのだけど、生意気だと思われたくなく、子供らしいパンダのイラストが描いてるタバコを吸っていたという。

何メートルも下はプールになっていた。 彼女はその高齢の女性のために演舞してくれるという。 布が上から見た水中のなかで溶けるようにはためいていて綺麗だった。 煙草の煙を皮膚に纏い、それを衣装にし、あたかも一瞬でメイクも変え、着替えたかのようだった。

音楽にあわせて演舞 変わる変わる変幻

高齢の女性が、「あ、茎」と言った。喜んでいた。 演技している彼女と私の目があった。私は彼女の瞳に吸い込まれた。

2024/01/29

両端から天使が貫いてくれる。

緊張した一本の縄に座る紅色の装いの女の子。


2024/04/24

新居を探していた。見つけた場所は駅からは遠く、防風林が鬱蒼と茂っている長い海岸沿いの果てにある部屋だった。ロビーにはレモンサンドウィッチが売っていて、懐かしいと思った。 レモンサンドウィッチは私が幼少の頃住んでいた家の近所にあるお弁当屋さんで卸していたサンドウィッチで、存在さえ忘れていたそれを思いがけないところで見かけたのだった。 借りようと思っていた部屋は賃貸ではなくホテルの一室だった。 私たちは部屋を探していた。ある物件は、日当たりの悪い薄暗いコンクリート壁の狭小な部屋だった。ただこの部屋は東京の街から直接海岸に繋がっていて海へ近いのが魅力だった。 休日になるとたくさんの観光客が窓ガラスからこっちを見てきて不快だった。 6階建てのビルが3階ずつ貸し出されていた。貸し出していたのは藝大の大学生で、それを安く借りられることになった。コンクリート壁に丸い窓がくりぬ抜かれていて、3階と6階にはそれぞれ屋外プールがあった。格安でこんな珍しく物件ではあったけど不思議とずっと住みたいとは思わなかった。 円周の形の海岸を防風林が淵取っていた。海への入り口になる通路は細くて、砂浜は白く、空は曇っていて、防風林は背の丈ほどの低さだった。 ソナチネっぽい夢


2024/05/04

かつて私がいた研究所で私の研究を引き継いだはずのモンゴルからの留学生は、実は私が辞めたすぐ後に辞めてしまっていたそうだった。 彼女は母国の美大を受験することにしたようだった。


2024/05/04

小さなかみさま 嬉しいという感情が世界を動かす 薬局店の隣に深緑に塗られた可愛いアンティークショップ