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2020年の夢日記

2020年の夢日記


2020/01/15

ビーカーでストロンチウムとウランを精製する夢。2、3人で、なんとなく興味本位でやってたら加熱しているうちにに核分裂が始まってしまって、急いでゴミ箱に捨てたけど、先生に見つかったらやばいと思って核分裂中のゴミを鞄に入れてどう処理するか探していた。そうこうしているうちに被曝線量が500mSvを超え、そろそろ本格的にまずいと思ったけど、チェルノブイリのときはもっと大変だったから大丈夫、とやり過ごそうとした。しかし処分の方法は相変わらず分からなかったので先生に相談したら、先生は用水路にそのまま流してしまった。


2020/04/19

リフレックス夢劇場

ある重度の障害者同士のカップルがいた。彼らは愛し合って、子供を作る。彼らはリベラル的な考えを持っていた。彼らの子供は遺伝子疾患で病気に弱く、形も人ではない。肉塊のようなその子供は自我を持っており、全く言うことを聞かない。それでも彼らは愛情を注ぎ続ける。私はその人たちに「上位x%の考えですよね」と言ったらそれは聞き捨てならないねと、ユーモアを交えた感じで伝えてきた。私もすぐさま順位付け自体がおかしいと気が付ついて、恥ずかしくなり、弁明して誤魔化そうとした。私はなんだか自分には持てない幸せに嫉妬していたのだった。

私にはできないことだらけだった。色々な指示をされるが、どれもまともにできなかった。そのせいで周りに迷惑をかけている事を色々な人から説明された。部屋には電線が剥き出しで鉤張り巡らせていた。とは言っても電線は黒いゴムで覆われていたが、何本も束にされていた。私はあるタスクをしなければならなかった。しかし、その電線の束からは、肌で感じるほど、強い電場ができていた。電線の綻びから時々火花が散っていた。私には無理難題なタスクで途方に暮れた。

部屋もメンタルもめちゃくちゃなのに、母と妹が私の家に急に来る、ということになった。でもそれは前々から決まっていたらしかった。それを忘れて私は東京へ行くための電車に乗ろうとして駅に着いたところだった。すると、母と妹が既に来ていたようで駅の階段で巡り会った。なんでこれから会うというのに出掛けるんだと咎められ、一緒に駅の温泉に入って、家に帰ることにした。駅の階段を上るとすぐ、スーパー銭湯のような温泉があった。温泉は階段状の浴槽に張られていて、みんなどんどん入っていった。私も追ていくように入っていったが腰くらい浸かったところで、私は靴も服も脱いでいないことに気がついた。私は鈍臭いことをまた咎められながら更衣室に戻って行った。温泉を改めて見ると、ポスターだらけ文字だらけの変な温泉だった。客に何かを教育したいようだった。その空間の中に屋根付きの足湯コーナーのようなものがあって、写経もできるようだった。

私は東京で、ロリータファッションの店に居た。私は商品を物色するが、どれも高いので、眺めてるだけだった。するとこの店のお得意様が来た。彼女はいつもこの店のロリータファッションとは全く違う方向性のロリータファッションに身を包んでいた。今まで立っているだけだった店員は、せかせかと商品を案内していった。どさくさに紛れて私は、一つの商品について尋ねたが、軽くあしらわれた。彼女は沢山商品を買っていくようだった。店を出ようとするとき、艶やかな着物を身に纏った店長である女性とすれ違った。美しさに見惚れながら、店を後にした。


2020/05/02

ある商業施設のビルで建物全体を爆発させて行われた自殺があった。商業施設があった場所には、建物が跡形も無くなって、広大な土地が広がっているだけだった。その自殺者は、ある壺と共に自ら爆死したらしかった。自殺者はその壺の内側に、筆でおびただしい量の文章を書いていた。自殺者が爆破した後、その壺は木っ端微塵となり、その断片は、広大に開けた土地の至るところに散らばっていた。

自殺者によって、商業施設が更地になってしまったと聞きつけた野次馬たちが、続々とその広い空間に集まり散歩コースにして歩いていた。ある若い男女カップルが文字の書かれた壺の断片を拾った。どうやら、その壺の断片は、ネットで販売するとプレミアがつくらしく、それを拾った男は周りに自慢していた。その断片には”愛は恋”と書かれていた。私は”愛は恋”の言葉の前後には何が書かれていたのだろう、と思っていたけど、野次馬達にはそれは関心のないことだった。


2020/05/16

その水槽は、現実の水槽ではなく、電子的なディスプレイとして再現された水槽であった。ある面を色々な角度から眺めると、妙に白んだ感じではあるが、本当に奥行きがあるように見える。そしてこの水槽の面白いのは、ディスプレイ自体が透過しないにも関わらず、透過先の空間を人工知能により想像しディスプレイで表現していることである。私の顔や周囲の物などの反射、振動、音、それら全てを拾って、完全に音や振動とマッチした、透過先の空間を人工知能が想像している。それではと、答え合わせをするつもりで現実の透過先の空間を自分の目で見てみると、ディスプレイに映し出されたものと現実では全く違う光景となっていた。


2020/05/30

私は現実でハードオフに行った時に、見つけた家具があった。何に使うのかよくわからない人の胸の高さほどある穴のあいた台であり、商品名には不明としてしか書かれていない。箱には傷痕がいくつかついており、箱の正面の扉には鍵がかかっているが、その鍵は紛失されているようだった。

その不明の家具についての夢を見た。


2020/07/04

私には、付き合っていた小太りのパッとしない同い年くらいの男性がいて、その人は私に靴下を履いていて欲しかったらしかった。私がタイツを買い足してきたら、彼はすごく不機嫌になった。彼にとっては靴下を履くかタイツを履くかはとても重要なことらしかった。私が靴下を履く問題はやがて大きくなり、彼の母親にも「靴下ではなくてタイツを履くなんて、他の男を誘ってたんじゃないの?」なんて理不尽なことを言われた。私は、そういう訳ではなかった、と説明しても必ず反論があり、その反論は私にとっては正しくなかったのに、結果論的には辻褄が合っていたので、否定するのが面倒くさかった。彼の母親は私の仲良くしていた人たちのボス的な存在で、私は外で服を買ったり、スーパーで惣菜を買おうとしても、誰かしら私に文句をつけてくるようになった。私の好きな服を買えばデザインについて馬鹿にされ、食品を買おうとすれば、何故か白い目で見られた。


2020/07/23

新しいコンビニが、この数年で出店数の数を飛躍的に伸ばしていた。そのコンビニが、ある日から急に、暗い極彩色で彩られ、異国の言語でデザインされた登りの広告を飾り始めた。私は今までにみたことにないデザインと文字に薄気味悪さを感じていた。気がつけば、のぼりだけではなく、店の看板や店内もそのデザインになっていた。平然とした街の中に、その極彩色が馴染むのが怖かった。


2020/09/08

カラ(空・宀)という言葉が、サンスクリット語である夢を見た。


2020/09/27


2020/10/19

取り引き先に持っていくお土産を経費で落とすことができることを利用し、高いお土産と安いお土産2種類買い、高いお土産を自分のものとして着服し、安いお土産を取り引き先に渡し、会社には高い方のお土産の領収書を提出する

ということをやっていた人を咎める夢を見た。


2020/12/31

洗濯部に入部した。 なんのサークルにも所属していない私。私は新入生ではなかったが、このままでは学生時代に何もサークルに所属しないままに卒業することになってしまうということに、虚しさを感じて、何かサークルに所属したかった。 私は、学生時代になにか仲間とものを成し遂げたり創作したりして過ごす青春に憧れを抱いていた。だからそういうことをしないまま卒業するということが、自分の人生にぽっかり穴を空け、その穴から吹く木枯しにずっとさらされる自分を想像させてしまうのだ。 私はとりあえず、サークル棟に足を運ぶことにした。部室が廊下に沿ってたくさん並んでいた。サークル棟自体まだ古くなくて、どこか新築の面持ちさえあった。 私は最初文芸部にでも入ってみようかと思った。理系の学科の私だけれど、最近、小説を書くということに憧れがあったのだ。そんなことを思いながら、サークル棟の二階の階段を登った。 サークル棟の二階の階段を上がったすぐのところに「洗濯部」の表札が見えた。珍しいサークルだなぁと思って思わず扉を開けた。するとフローリングの床に、白い壁紙、日が差し込む窓。大学じゃないみたいな、人が暮らすような内装だった。部室の中には奥に洗濯機が二台ほどあって、ハンガーラックがあったり、床に洗った後の洗濯物が置いてあったりした。 中には洗濯部の男の先輩が二人いて、一人は用事ですぐ出て行ってしまったけど、もう一人が私に洗濯部のことを教えてくれた。 「好きなときに洗濯していいからね」 どうやら研究室生活でろくに帰ることもできず、洗濯もままならない学生が、この部に所属して、洗濯を通してみんなと交流する部活だった。 部室の中には本棚があって、みんなでおすすめしあって読んだりもするらしい。 先輩が、本棚に置いてあった背の丈ほどの資本主義に関する本を私にオススメしてきた。 先輩も何か用事で出て行って、私だけになった。 干して畳まれたばかりの洗濯物に囲まれて私は本棚を眺めてた。 私は洗濯部に入部した。 そんな夢だった。