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2019年の夢日記

2019年の夢日記

2019/01/13

映画のマルホランドドライブに影響されて、半分明晰夢で夢の中で主観と客観が意識できた夢。

つまり、夢の中の登場人物は全て自分の意識が作り出したものと認識できていた。 窓から私を覗いていた人が居た。私はその人もまた私なのだと認識し、その人からの視点にトリップした。


2019/01/29

私の弟(実際には私に弟はいない)が同じ大学に進学したけど、鬱になってしまった。弟は大学に入る前は痩せていたのにとても太ってしまっていた。弟は、勉強についていけず、容姿も太ってしまったために醜くなり、完全に自信を無くしてしまった。

大学入学直後から研究室に配属されるが、彼はラボのミーティングには出ず、研究棟の一角にかまくらを作って自分の引きこもる部屋としていた。

私と、弟の周りの人はどうにか彼に自信をつけさせるためにいろいろな工夫をした。かまくらにウォータースライダーを作ってあげたり、一緒にランニングしてあげたりした。私は弟を図書館に連れ出した。図書館では、ある数学者であり哲学者でもあるLaurenganという人物にあった。彼は私に「数学はどれくらいできるか」と訊ねた。私は「大学数学はもう一回やり直したいくらいです」と答えた。すると彼は、「それはよかった。君の弟と一緒に数学をやってあげてくれないか」と言った。

私はLaurengan氏と弟を引き合わせることにした。Laurengan氏は弟にある原稿を読むように促した。その原稿には「私が今こうして話していることが私の生跡(生きた証という意味らしい)です。10年後には今の私は通過点としか思えないでしょう」と書いてあり、どうやらそれは彼を元気つける文章だったようで、読み上げた弟には少し元気が戻った。


2019/02/08

ずっと自殺したいと考えていて2つ目のチェーンソーを買った。しかし、チェーンソーで自殺するのが怖くなって、窒息死することにした。息苦しくなってもうすぐ死ねそうなところで夫が私のところにきた。

次の場面では、BDSMワーカーの人たちと潜水して遊んでいた。犬も酸素ボンベをつけて泳いでいた。しかしそこでも窒息して、意識が遠のいた。

昨夜は息苦しかったのだろうか。


2019/02/12

瀕死の子猫3匹を祖母が拾った。私はそのうちの1匹を拾い上げて抱きしめてあげた。するとその猫は私のことを母親だと認識してついてくるようになった。でも私は猫を飼うことができない。私はいっときの感情でその猫に優しくしたことを悔やんだ。その猫は愛情をもとめて私のそばに来るのにそれに応えることができない悲しさと、一度母親の温もりを覚えてしまった猫からそれを引き剥がす残酷さに後悔した。


2019/06/22

ローポリンゴンのゲームのような世界だった。何かにぶつかると自分(私)は消滅してしまった。しかし、ゲームの世界は続行しており、自分(私)がいない世界がただただ映し出されていた。自分(私)が死んだ後の世界を知り、そんな夢を見たんだと夫に伝える夢だった。


2019/07/10

博論を提出するときには、細い蛇のような舌がいくつも入った銀の壺も提出しなければならなかった。その壺は私が不在の時に博論の内容を話してくれる機能があった。夢の中では、それを提出するのが当たり前の認識だった。


2019/07/21

第三者視点の夢

夢の主人公は東大の理学部に通う大学生。ある時から大量殺人を目論む宗教団体と関わってしまっていた。本当は、研究者になりたい夢があったが、宗教団体との関わりがバレてしまっていた彼は、普通の研究者になるのは困難であった。その宗教団体では、致死性の毒の開発をしていた。ある日、人がたくさんいる部屋で、その毒を化合する実験を幹部に依頼された。彼はその実験をそこで行えば大量に人が死ぬことがわかっていたので、拒否した。しかし、その組織から実験するように強要された。幹部は、その毒の効力を生身で直接確かめたい様だった。彼はそこで拒否すれば、唯一の居場所さえも失うことが目に見えていた。だから、仕方なく薬物を化合したところ、案の定大量の死者が出た。宗教施設は警察に潜入捜査され、彼は事情聴取されたが逮捕はされなかった。幹部はこの毒を使ってテロを進める一段階を終えた。


2019/07/21

実はmysqlは一人の宇宙開発に携わる女性エンジニアによって開発されていた。 彼女の行動原理は全てデータベースに紐づいていた。


2019/11/15

芸大の友人のNちゃんと久しぶりに会った。彼女は私に会うやいなや卒業制作でやってきたことを教えてくれた。 彼女はシュレーディンガーの猫を探索アルゴリズムに使った作品を作っていた。探索には本物の猫(黒い長毛種)を用い、その実験をする様子を見せてくれた。


2019/12/08

3次元のマンデルブロ集合の森。森はマングローブの森のように水が張っていた。その森をカヌーで漕いで探索した。なぜマンデルブロ集合のような構造になっていたかというとそれを構成する物質の分子間力の釣り合いがマンデルブロ集合と一致するからであった。(ということになっていた)

量子力学を使ったアルゴリズムには時間計算量に虚数が出てくることがマンデルブロ集合の森では明示的だった。

次の夢。もう既に亡くなってしまった飼い犬が生きており、美味しそうな生肉を食べさせようとして目が覚めてしまった。3回目くらいのパターンの夢。


2019/12/23

Oさんに告白されて付き合う夢。私は異性愛者なのによくレズの夢を見る。現実にはOさんは大学時代違うクラスであまり交流のない女子だった。

Oさんは身体が細く夢の中で纏っていたロリータファッションがよく似合っていた。告白されるまでは彼女のことを恋愛対象として意識していなかったが、付き合ってからは、Oさんに魅力を感じ快楽を与えてあげたいと思った。

しかし私は既に他の女の子と付き合っていたことを思い出した。その子とは付き合った直後から3か月ほど会っておらず自分がその子と付き合っていることを忘れてしまったのだった。

Oさんとシャワーを浴びながら、私には既にパートナーがいるから付き合えないと伝えた。Oさんはそれを優しく許してくれた。

熱い湯に触れるとOさんの身体にはみるみるうちに赤の真鱈模様が出来た。その色や質感は赤い蝋燭の様だった。実はOさんの身体は蝋で出来ていたのだった。このことは誰にも秘密だった。